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住宅の防犯対策

ガラス破り

窓の一部を割り、そこから手を入れてクレセント錠(窓用閉じ金具)を開錠します。防犯対策をしていない窓あれば、数秒で侵入されてしまいます。

防犯対策
ガラス破りに対応するには、窓ガラスを割りにくい物に変更するのが一番ですが防犯合わせガラスは高価な上、一般住宅ですと、 一件に複数枚必要な為、導入するには高額になってしまいます。
既存のガラスに防犯フィルムを貼り補助錠を取り付ける方法も効果的で経済的です。
その他台所、トイレなどは、面格子を付けると侵入し難くなります。
※防犯合わせガラスとは、2枚のガラスの間に樹脂幕を挟んだもので、万が一割れた場合でも簡単に手を入れる事が出来ません。

サムターン回し

サムターンとは、玄関ドアの内側に有るドアロックのつまみの事を言います。
外側の玄関ドアの隙間や、ドリルで開けた穴から特殊な工具などを差し込み、サムターンを強引に回し侵入する方法をサムターン回しと言います。

防犯対策
現在様々なメーカーから、サムターン回し対策製品が販売されております。
現在のサムターンにかぶせるサムターンカバーや、工具などによりサムターンに通常と違う力が加わった場合、サムターンが回らないような機構を採用した防犯サムターンなど、様々なタイプが御座います。

ピッキング

ピッキングとは、特殊な金属製の工具を鍵穴に入れ、鍵をこじ開けると言う侵入方法です。
玄関・勝手口等現在の物であれば、ピッキング対策済みで簡単には開けられませんが、古い建物でピッキング対策以前の物ですと、数秒で開錠され、侵入されてしまいます。外国人窃盗団がこの手口で侵入するケースが多く報告されています。

防犯対策
ピッキング対策済みの錠前に取り換えましょう。ディンプルキー等構造が複雑な為、ピッキングでは、侵入しにくくなります。
報告によると、5分以内に開錠出来なければ侵入を諦めると言うデーターも御座います。

ドア錠破り

ドア錠破りとは、バールやドライバーなどをドアの隙間に差し込み、テコの原理でドア錠を破壊し、侵入する方法です。
凄く乱暴な方法ですが、力の有る人であれば短時間で破錠され侵入されてしまいます。

防犯対策
ドア錠破りの対策としては、補助錠を取付してワンドア2ロック。
その他にドアにバールやドライバーを差し込まれない様にドアの隙間を覆うガードプレート等を取り付ける様にしましょう。

車の防犯対策

組織的な犯行

近年では、国際的な犯罪組織が自動車を盗む事件が多発しております。その目的の多くは海外への密輸。
日本車やそのパーツは、性能が良く世界中で人気がある事を利用して、高額で売さばくのです。
この犯罪は、犯罪組織の資金源にもなっています。

深夜の契約駐車場が危険です。

自動車盗難被害の60%が駐車場で発生しています。特に危険なのが、深夜の契約駐車場です。管理人不在の場合や防犯対策されていない、暗い駐車場ほど狙われやすくなります。車の犯罪は、事前に確認してから、犯行に及ぶので契約駐車場が危ないのです。

コンビニエンスストアーなどの駐車場を利用する場合、鍵を付けたままその場から離れる人が多く、犯罪者は そういう一瞬のスキも狙っています。

防犯対策
イモビライザーの装着をおすすめいたします。
自動車盗難防止装置として世界的に評価の高い物がイモビライザーです。これは、電子式の移動ロック装置で、鍵に埋め込まれた電子チップのIDと車両のIDコードが一致しなければエンジンがかからないシステムです。
装着車の盗難率は未装着車に比べおよそ1/3以下に減少します。車を購入する場合は標準装着車かオプションで装着出来るかを確認し、可能であれば装着をお勧めいたします。
盗難防止装置の設置近年では、ロックしていても被害に遭うケースが急増、プロの窃盗団の犯行とも言われています。
積極的な防犯対策は欠かせません。イモビライザー以外にもバー式ハンドルロックやセキュリティ警報装置、GPS追跡装置など、様々な機器が市販されていますので、状況に合わせて導入すると効果的です。

バイク・自転車の防犯対策

自転車の場合

自転車の場合、犯罪者の罪の意識がほぼ無いという事。(簡単に盗めそうだ)(歩くのが面倒だ)(憂さ晴らしをしたい)などの、軽い気持ちで犯行を行う傾向が有り、常習化するケースが多く見られます。また、少年による犯行が多いのも特徴の一つです。盗んだ自転車やオートバイは犯罪に使用されたりする事も多いのが現状です。

オートバイの場合

オートバイの場合、ミラー・ライト・マフラー・と言ったパーツを狙った犯行も有ります。盗んだパーツを海外に輸出したりインターネットで売りさばくと言う事も有ります。

防犯対策
2ロックを徹底する。
通常の鍵のほかにワイヤーやチェーンの鍵をかけると、犯行を遅らせる事が出来ます。
バイクには、保管用カバーをする。
車体を特定されないようにしたり、盗難防止器具を取り付けると効果が有ります。
路上放置をしない。
駅周辺の道路や空き地などに、放置せず、駐輪場を利用する。駐輪場には、防犯カメラ等設置されている所も有ります。